小野のつぶやき:登山部結成

コロナ禍でマラソン大会の中止が相次ぎ、しんどいことをする機会がぐっと減ってしまいました。

筋トレはしんどいですが、楽しいんですよね。マラソンは全然楽しくない。練習もやりたくない。「それなら、何でお前は走るんだ?」と言われてしまいそうですが、私は「嫌いだから走る。」と答えます。

年齢を重ねると、自分の意に沿わない体力的にしんどいことは避けられるようになります。でも、しんどいことには新しい発見があって、自分の財産になるんですよね。魂が磨かれるという感じかな。マラソンは30キロを過ぎると、脚がずしんと重くなり、スピードが落ちていきます。ここで、「上げろ、ここが勝負だ。」と懸命に自分を奮い立たせます。「完走できればいいでしょ。」という弱い自分に打ち勝って目標タイムをクリアしたときは、自然と涙がこぼれました。こんな経験できるのは、大嫌いなマラソンゆえだと思います。富士山登頂したときも、山頂に立った感動を味わったものの、「もう二度と登山はしない。」と強く思いました。

だからこそ、登山をやろうと思います。嫌いな登山が何をもたらしてくれるのか、楽しみです。登頂後にご報告いたしますので、少々お待ちください。