小野のつぶやき:夏休みが10日間!
静岡県吉田町の小中学校は、来年度から夏休みが10日間程度になるそうです。
理由は、授業時間を確保して教員の負担を減らすことだそうです。つまり、先生に余裕が出れば、いい授業になり、それが生徒の学力向上につながるそうです。
今の小中学生の学習量は、土曜日に授業を行っていた30年前の俺たちの世代と同程度です。それを、週休2日でやろうってんだから、そりゃ無理でしょ。そうなるともう、長期の休みを短くするしかない。
でも、長い休みは必要だと思います。
休みを利用して様々な経験ができるなど、色々な理由が言われてるけど、俺は何よりも、リセットするための時間として必要だと思うんだよね。
夏休み明けの教室に行くと、何か新しい感じがしなかったかな?このリセットで、学校生活を息切れすることがなく送れていたように思います。
俺たちの時代は、「詰め込み教育」と呼ばれて、学習量の多さが批判されてました。
でも、俺は詰め込み感は、感じてなかったな。
学校行事は色々あったし、先生があわてて授業をしている感じもなかったし。
塾でも「文化祭は俺たちの時代みたいに2日間できれば、もっと面白くなるんだけどな~。」なんて嘆いたことあったよね。
毎年、「今の週休2日と昔の週休1日どっちがいい?」という質問を3年生にしてるけど、今年は週休1日に多くの手が挙がったのは少し驚きました。
正直、今の窮屈な学校生活なら、「ゆとり教育」の方が良かったように思います。
「教育はいったい誰のためのものか」
という原点に国が立ち返らないとね。