小野のつぶやき:憤慨
「前文部科学省事務次官前川氏、出会い系バーに頻繁に出入り」。
こんな記事が読売新聞に掲載されました。
ゴシップ系の週刊誌も扱わないような小ネタです。
そもそも、出会い系バーは何も違法性はなく、前川氏は文部科学省を退官し、現在は私人。
なぜこんな記事が出たかというと、前川氏は加計問題で政府に不利な情報を持っている危険人物であったため、彼を政府が潰そうとして読売新聞が書いたもの。
ということは、
読売新聞と政府がつながっていて、政府が情報を流し、読売が援護すべく書いたわけだ。
今、読売新聞がすごく叩かれていますが、
小野は怒りを通り越して恐ろしささえ感じてます。
それはなぜか?
みんなに授業で
「日本が戦争に突入した原因は、色々あるけど、マスコミが軍に都合の良い情報だけを国民に流し、軍に対する批判をやめ、協賛機関になってしまったことが大きい。」
と話しました。
今の読売新聞がやっていることは、これと全く一緒。
新聞の最大の役割は、
政府を監視し、情報を国民に開示して、
民主主義を守ること
です。
日本で一番売れている新聞が、
その役割を放棄してしまった事実は、
恐ろしく感じます。
二度とあんな戦争をしないためには、
マスコミが正常に機能していることが最低条件です。
新聞の発行部数が大きく減り、
ネットニュースが重宝される時代となった今でも、
新聞の果たすべき役割は変わりません。
読売新聞にも本物のジャーナリストが多くいるはずだから、
彼らがもう一度
新聞社のあるべき姿
を取り戻してほしいです。